講話、ワークの開催

 講和として、「大田市の若い世代の食生活の最新情報」を聞き、「食育ボランティアとして出来ること」をみんなで考えました。

昨年、大田市の皆さんに食生活に関するアンケートを実施しました。その結果は、「朝ごはんの欠食が多い」「野菜の摂取量が少ない」「減塩を意識している人が少ない」「一人でご飯を食べることが多い」などでした。
 おむすびの会の皆さんにはこの結果を改善するために、ボランティアとしてどのようなことが出来るのかを考えてもらいました。
 出た意見は・・・
 ・まずはボランティア自身が美味しいと思うものを学ぶ。そして広める。
 ・親子で出来る(食べられる)ことを紹介して、親子で食育に取組んでもらう。
 ・各季節で旬のものを勧める。(旬のものは美味しい!)
 ・減塩といっても、熱中症予防では塩分は必要!塩分の正しい取り方を伝えたい。
 ・独居の高齢者さんのお宅へお邪魔して、一緒にお茶を飲んでお喋りをするだけでもよいかも! など。
 その他にもたくさんの意見が出ていました。

 食育ボランティアとして出来ること

調理実習「いちから作る!からだに優しい朝ごはん」

 講師に島根県西部農林振興センター県央事務所の専門農業普及員 中島さんをお迎えしました。
 添加物をなるべく使わない、からだに優しい朝ごはんのメニューを教えていただきました。
 主食:ご飯(炊飯器、土鍋、鋳物ホーロー鍋の3種類の器具で炊いたご飯を食べ比べ)
 主菜:手作りトマトソースとバターのオムレツ
 副菜:えのきだしの味噌汁
 副菜:茄子とみょうがの炒め煮


 皆さんの感想は・・・
 ・身近な食材にひと手間加えるだけで本物の味になった。
 ・手作りは優しい味がする。
 ・ご飯の味が違う!
 ・みょうがの新しい調理方法を知ることが出来た。
 ・家庭や食育活動の参考にしたい。
 など、新たな発見と手作りの味の良さなどを知っていただけました。

 土鍋ご飯  トマトソースを手作り 

 完成品

今後の食育活動に向けて

 研修会に参加した皆さんに、食育ボランティアとして、今回学んだことを伝えるために、どんなことが出来るのかアンケートをしました。
 ・子ども達を対象にした料理教室をしたい。
 ・日ごろ行っているサロンや料理教室で今日学んだレシピを取り入れる。
 ・それぞれの季節で、旬の野菜を活用して朝ごはんの大切さを伝えたい。
 ・まずは美味しく食べてもらうこと。
 ・まずは家庭から!

 これからもおむすびの会の皆さんの活躍を期待しています!!