【令和6年11月11日】第2回大田市新庁舎整備検討市民会議
議題:先進事例の視察(パレットごうつ、海田町役場)
令和6年11月11日、第2回の会議を開催しました。
今回は先進事例の視察を目的として、市民利用空間の参考として江津市の『パレットごうつ』、建物規模が類似する近年の庁舎整備事例として広島県海田町の『海田町役場』を、それぞれ視察しました。
パレットごうつ
1階フリースペース 2階ギャラリー
駅側外観 屋外イベント広場
正面外観 自販機コーナー
海田町役場
エントランス リメイク家具(布の貼り換え等)
リメイク家具 交流ギャラリー(机椅子のリメイク使用)
交流スペース 執務階(各階で異なる調度、色合いを使用)
情報コーナー・市民団体利用スペース 説明
窓口階(明るい色調) 窓口階
海田町役場外観
帰路での意見交換として、視察の感想、大田市で参考としたい点について各委員からそれぞれの意見が述べられました。視察先に対する好評価が聞かれたほか、「親しみやすく、管理しやすい構造や、内装としてほしいこと」「色々な使い方が可能で、賑わいのある空間としてほしいこと」「周辺との役割分担も踏まえた、活性化につながる計画としてほしいこと」の3つに関する意見が、多く聞かれました。
【意見のまとめ】
親しみやすく管理しやすい構造、内装
・行きやすく、わかりやすい動線であること
・内装にやわらかい色使いや木材利用方法を希望
・木材利用の使いどころ、内装はよいが外装は耐久性を考えること
・機能と見た目にコストをかけない工夫が必要
多様な目的に応じて使いやすく、賑わいある空間
・市民利用スペースの機能と賑わいのある市庁舎を目指したい
・若い世代の意見を取り入れたサステナブルな建物がよい
・子どもたちが安全に使えるスペースの必要性
・市民、子ども、観光客に対応できる場所の必要性
・サードプレイスの考え方を取り入れてみること
・部分的に市民に開放する案を検討すること
・市民が関われる余白をつくる重要性
・雨天時に使えるスペース
・外国人向けの通信環境確保(翻訳等での活用)
・職員の満足度にもつながる整備
・執務室の見通しや収納の工夫で、見やすい空間づくり
周辺との役割分担をふまえた庁舎計画
・公共施設との連携を考えたコンパクトで機能的な庁舎計画
・民間との連携と市民との関係性の重要性
・見通しが良く、仕事に有効な空間の必要性
・周辺施設の有効利用
【当日資料】