◎特定保健指導

特定保健指導とは、受診者本人が生活習慣病を改善するための具体的な目標をたて、実践することを支援するものです。健診結果をもとに各医療保険者が対象者を選出し実施します。対象者には後日、連絡があります。特定保健指導には「動機づけ支援」「積極的支援」の2種類があり、必要性に応じて、医師、保健師、管理栄養士等が対象者を支援します。 特定保健指導

▽動機づけ支援

(メタボリックシンドロームのリスクが出始めた人が対象です)

(1)原則として1回、面接(保健指導)を受けます。その際、実際に行動にうつせるように、生活習慣をどう改善するかと保健師等と相談し、目標をたてます。

(2)3ヵ月から6ヵ月間、自分でたてた行動目標・行動計画に沿って、メタボリックシンドロームの予防・解消に取り組みます。

(3)3ヵ月から6ヵ月後、面接・電話等で、保健師等と一緒に健康状態(体重や腹囲の変化などや生活習慣の改善状況)の確認をします。

▽積極的支援

(メタボリックシンドロームのリスクが重なりだした人が対象です)

(1)個別で初回面接(保健指導)を受けます。その際、実際に行動にうつせるように、生活習慣をどう改善するかを保健師等と相談し、目標をたてます。

(2)3ヵ月から6ヵ月間、自分でたてた行動目標・行動計画に沿って、メタボリックシンドロームの予防・解消に取り組みます。その取り組みが実行できるよう、3ヵ月以上の継続的なサポートが行われます。

(3)3ヵ月から6ヵ月後、面接・電話等で、保健師等と一緒に健康状態(体重や腹囲の変化などや生活習慣の改善状況)の確認をします。