かつて川や海は美しく澄んでおり、子供たちは安心して遊ぶことができました。ところが生活様式の変化に伴い、家庭からの生活排水が増加し、自然の浄化能力を超える状況となってきました。生活排水には、台所、風呂、トイレなどで使用した水があり、汚水が河川や海などの公共用水域に流入することで、生活環境や自然環境に悪影響を与えています。

下水道事業は、生活排水をきれいにして再び自然に戻す事業です。かけがえのない水環境を守り、私たちの生活をより快適にするために本事業にご理解とご協力をお願いいたします。

公共下水道に接続しましょう

下水道に接続の際は、排水設備指定工事店にご相談ください

 大田市では、平成19年度から順次公共下水道の供用開始を行い、一部の区域では下水道を使用することができます。整備済みの地区の皆さんのうち、まだ下水道に接続されておられない人は、排水設備指定工事店とご相談のうえ、速やかに下水道への接続工事をして頂きますよう、お願い致します。
 地区全体で生活排水を下水道に流すようになると、清潔で快適な生活環境への改善が期待されます。美しい環境を守るためにも本事業にご理解とご協力をお願いいたします。

下水道が使用できる区域(※順次区域拡大中)

 大田処理区(終末処理場:大田浄化センター
  ⇒大田町大田の一部、長久町長久の一部、久手町刺鹿の一部、鳥井町鳥井の一部

 温泉津処理区(終末処理場:温泉津クリーンセンター
  ⇒温泉津町小浜の一部、温泉津町温泉津の一部

 仁摩処理区(終末処理場:仁摩浄化センター
  ⇒仁摩町仁万の一部、仁摩町天河内の一部、仁摩町宅野の一部、仁摩町馬路の一部

接続にあたって

トイレの水洗化は3年以内に

 くみとり便所は下水道が使用できるようになった日から3年以内にトイレの改造を行い、併せて台所等を含めた排水設備を公共下水道に接続してください。
 ※「下水道法」により供用開始から3年以内の接続が義務付けられています。

浄化槽は廃止しましょう

 浄化槽を使用している方は、浄化槽を廃止し、直接公共下水道に接続してください。
 ※単独処理浄化槽、合併処理浄化槽のいずれであっても直接接続してください。